四季折々の自然を感じながら、歴史や芸術に触れることもできる生田緑地。広大な緑地でありながらも小田急線の向ヶ丘遊園駅や登戸駅からのアクセスも良く、関東の人気スポットのひとつとなっています。今回は、そんな生田緑地で楽しめるスポットや、カフェをご紹介します。
また、季節ごとに開催されているイベント情報も紹介していくので、ぜひ生田緑地でしか味わえない貴重な体験をしてみてくださいね。
生田緑地は歴史や芸術を楽しめる緑豊かなスポット
生田緑地は、1941年に作られ、緑豊かな自然を感じることができるスポットです。春には桜、夏にはハナショウブ、秋には紅葉を見ることができ、四季を感じることができます。
他にも歴史や芸術を感じられるミュージアムや美術館が併設されており、色々な楽しみ方ができるスポットです。
生田緑地で自然を楽しめる6つのスポット
まずは、生田緑地で自然を感じることができるスポットをご紹介します。ばら苑や梅園、しょうぶ園を始め、奥の池では季節によって花や紅葉を楽しむことができます。
また、野鳥の森では生田緑地に生息する野鳥を観察することができます。日々のリフレッシュとして自然を存分に感じてみてくださいね。
①しょうぶ園
約2,800株のハナショウブが見られるしょうぶ園。見頃は毎年6月中旬頃で、紫と白の色鮮やかなハナショウブが一面に咲きます。
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②梅園
約2,500㎡の広さを誇る梅園では、紅梅や白梅の道知辺や藤牡丹を楽しむことができます。公式サイトには梅園のMAPも確認することができるので、MAPを片手に梅園を楽しんでみてくださいね。
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③つつじ山
生田緑地で一番高いつつじ山では、春につつじが咲きます。お散歩にはもちろん、ベンチもあるのでのんびりつつじを楽しむこともできます。
④生田緑地ばら苑
市民ボランティアの方々と協力して育成や管理をしている生田緑地ばら苑。春は約800種3300株、秋は約625種2,900株もの色とりどりのばらが咲きます。春と秋限定で開苑しており、無料で楽しむことができますよ。
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⑤奥の池
秋になると、比較的大きな葉を持っているカエデの紅葉を楽しむことができる奥の池。メタセコイア林の中にある池です。
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⑥野鳥の森
シジュウカラ、エナガ、コジュケイなどの野鳥が生息している野鳥の森。現在は通行止めとなっていますが、通行できるようになったら静かに観察し、野鳥に近づきすぎないようにルールを守って野鳥観察を楽しんでくださいね。
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生田緑地で「歴史」を感じられる4つのスポット
次に、生田緑地で歴史を感じられるスポットをご紹介します。
江戸時代の古民家や人気のD51を側に感じながら観光を楽しむことができます。都心では味わえない古き良き雰囲気を体験できるでしょう。
①川崎市立日本民家園
昭和42年に開園した、江戸時代の代表的な古民家を移築した博物館です。水車小屋や歌舞伎舞台など25件もの文化財建造物を見ることができます。本館展示室では、民家に関する基礎知識を学ぶことができ、正門にはグッズを購入できる売店も併設されています。
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②枡形山広場と展望台
枡形山は、標高84mの高さにあり、鎌倉時代に源頼朝の侍大将であった稲毛三郎重成が城を構えたと言われています。春には桜が咲き、展望台からは多摩川や東京都心を眺めることができます。遊具や自動販売機もあり、景色を楽しみながらの休憩にもピッタリです。
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③D51(蒸気機関車)
昭和15年から各地で約30年程活躍したD51形蒸気機関車 通称「デゴイチ」が展示されています。生田緑地を訪れた方の写真スポットにもなっています。運転室へ入ることはできませんが、見学用ステップで間近で見ることが可能です。
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④川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム
川崎市に住み、子供たちに愛され続ける漫画を描き続けた、藤子・F・不二雄氏の作品やメッセージを展示しています。入館には予約が必要になるので、公式サイトをチェックしてみてくださいね。
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生田緑地で「芸術」に触れられる2つのスポット
最後に生田緑地で芸術に触れることができるスポットをご紹介します。プラネタリウムや天体観測ができたり、岡本太郎の芸術を実際に見ることができます。生田緑地の自然に囲まれながら芸術も味わってみてくださいね。
①かわさき宙(そら)と緑の科学館
プラネタリウムや天体観測ができるアストロテラス、川崎の自然に関する展示が楽しめる科学館です。週末には実験教室などが開催され、楽しみながらここならではの体験をすることができます。
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②川崎市岡本太郎美術館
川崎生まれの芸術家、岡本太郎の芸術を始め、両親である漫画家一平、小説家・かの子の芸術を堪能できる美術館です。入場料は展覧会ごとに異なるため、公式サイトをチェックしてみてください。
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生田緑地で体験できる季節ごとのイベント情報
ここからは、生田緑地で体験できるイベント情報を過去の開催情報を元に、季節ごとにご紹介します。歴史や芸術に触れることができる生田緑地だからこそ観察から制作まで幅広い体験が可能です。
また、季節の縛りがなく随時開催しているイベントも多数行っています。今回紹介するイベント以外にも開催しているので、ぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいね。
1)春は伝統工芸の藍染めの魅力に触れる
歴史ある伝統工芸の藍染めの展示を楽しむことができます。深みと柔らかい雰囲気が特徴的な青色の染め物で、天然染料で肌への負担が少ないところもポイントです。実際に藍染め体験をすることもできますよ。
内容 | スタッフが作成した藍染めTシャツを展示します。 有料で藍染め体験をすることも可能です。 |
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開催時期 | 5月~8月 |
開催場所 | 川崎市立日本民家園 |
参加費 | 無料体験 ハンカチ(45×45cm) 1,100円 バンダナ(54×54cm) 1,100円 A4エコバッグ 1,980円 A3エコバッグ 2,200円 |
2)夏はプラネタリウムで天の川を観察
肉眼では確認できないといわれている銀河系の天の川を観察できるイベントです。雲状の光の帯として夜空で見ることができます。七夕の時期でもある夏にピッタリです。
内容 | 天の川をプラネタリウムで観察する約45分程度の投影です。 |
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開催時期 | 8月 |
開催場所 | かわさき宙(そら)と緑の科学館 |
参加費 | 一般 400円 高校生・大学生・65歳以上 200円 中学生以下無料 |
3)秋は体験講座で竹細工制作を体験
昔ながらの編み方で竹細工が体験できるイベントです。作成する小判型六つ目かごは、小物を収納したり、インテリアとして飾るのもいいでしょう。竹ならではの涼しげで温かみのあるかごを作成できます。
内容 | 縁と底がだ円形で、網目が六角形の小判型六つ目かごを作成します。 |
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開催時期 | 10月 |
開催場所 | 川崎市立日本民家園 |
参加費 | 1,550円(受講料、材料費) |
4)冬はLEDの卓上クリスマスツリー作り
クリスマスの時期にピッタリなLEDのクリスマスツリー作成です。卓上サイズなのでインテリアとして飾ることもできるでしょう。クリスマスのムードを彩るようなアイテムとして記念にいかがですか?
内容 | LEDを繋げることで輝く卓上クリスマスツリーを作成できます。 |
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開催時期 | 12月 |
開催場所 | かわさき宙(そら)と緑の科学館 |
参加費 | 100円 |
生田緑地に併設されている施設
ここからは、生田緑地に併設されている施設を紹介していきます。観光やお散歩の休憩できるカフェや、昼食にもおすすめのそば処まで豊富な施設があるんです!自然や歴史を感じながら生田緑地でしか味わえないティータイムを満喫してみてくださいね。
1)Cafe 星めぐり
かわさき宙と緑の科学館内に併設されているカフェです。広々としたカフェで、テラス席も用意されています。科学館の利用がなくてもカフェに入ることが可能です。
店名 | Cafe 星めぐり |
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営業時間 | 10:00〜17:30(12月〜2月は17:00まで) ※ラストオーダーは30分前 |
定休日 | 月曜日(祝日除く) 祝日の翌日(土・日除く) ※臨時営業有り |
電話番号 | 044-911-1107 |
2)カフェテリア TARO
岡本太郎美術館の中に併設されているカフェです。アートを楽しみながら軽食やスイーツを食べることができます。ここでしか味わえない限定のパルフェもあるのでぜひ食べてみて下さいね。
店名 | カフェテリア TARO |
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営業時間 | 10:00〜17:30 (12月〜2月 17:00) |
定休日 | 月曜日(祝日を除く) 祝日の翌日(土・日を除く) |
電話番号 | 044-900-6155 |
3)和菓子屋「三吉野」
日本民家園の前にある和菓子屋さんです。「民家園もなか」はお土産としてもおすすめ。他にも、きび大福や栃の実大福、夏季限定のアイスキャンディーも販売しています。
店名 | 和菓子屋「三吉野」 |
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営業時間 | 11:00頃~14:30頃 (天候により変動の可能性有り) |
定休日 | 日本民家園の休園日と毎週水曜日 (水曜日が祝日の場合は営業) |
4)そば処 白川郷
園内の真ん中辺り、大きな合掌造りが印象的な山下家住宅の1階にあるそば処です。民家園そば、肉そば、もりそばなど豊富なメニューを用意しています。支払い方法は、現金のみなので注意してくださいね。
店名 | そば処 白川郷 |
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営業時間 | 11:00~ ※ラストオーダーは14:30 |
定休日 | 月曜日(祝日除く) 祝日の翌日(土・日除く) ※臨時休業日あり |
電話番号 | 044-932-7747 |
生田緑地のアクセス情報
ここからは、生田緑地のアクセス情報についてご紹介します。連絡先やMAPなども事前に確認しておくと安心ですね!生田緑地に行ってみたいと思った方はぜひチェックしてみてください。
住所 | 〒214-0032 神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-4 |
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営業時間 | 24 時間営業 |
入園料 | 緑地の入場は無料。有料の施設あり。 |
電話番号 | 044-933-2300 |
アクセス | 【電車】 ・小田急線「向ヶ丘遊園駅」下車 南口から徒歩約13分 ・小田急線/JR南武線「登戸駅」下車 生田緑地口から徒歩約25分 【バス】 ・小田急線「向ヶ丘遊園駅」南口より、市バス【溝19】おし沼経由「溝口駅南口」行き 市バス・東急バス【た83】「たまプラーザ駅」行き「生田緑地入口」下車 徒歩約3分で東口へ。 ・小田急線「向ヶ丘遊園駅」北口より、小田急バス「専修大学前」行き 終点下車 徒歩約5分で西口へ。 ・小田急線/JR南武線「登戸駅」生田緑地口バスターミナルより、 市バス(藤子・F・不二雄ミュージアム経由)「生田緑地」行き 終点下車で東口へ。 (平日は2本、土日祝は午前10時台~午後4時台に2時間に1本の運行、 藤子・F・不二雄ミュージアム休館日は運休) ・JR南武線/東急田園都市線「武蔵溝ノ口駅」南口より、 市バス【溝19】生田緑地入口経由「向丘遊園南口」行き 「生田緑地入口」下車徒歩約3分で東口へ。 ・東急田園都市線「梶が谷駅」より、東急バス「向ヶ丘遊園駅南口」行き 「飯室」下車 徒歩約10分で東口へ。 【車・バイク】 ・川崎方面から府中街道「稲生橋」交差点を左折、直進約2分で東口駐車場へ ・東名高速「東名川崎IC」より、出口信号を左折、「犬蔵」交差点を右折、 道なりに約10分で東口駐車場へ ・東名高速「東名川崎IC」より、出口信号を左折、「清水台」交差点を右折し直進約10分、 浄水場通り「専修大学入口」交差点を右折、ゴルフ場沿いに進むと西口駐車場へ |
MAP |
生田緑地に関するよくある質問
最後に、生田緑地に関するよくある質問を紹介します。
Q1.生田緑地には駐車場はありますか?
東口と西口に1ヶ所ずつ駐車場があります。入庫可能時間は5時〜22時で、東口駐車場は普通車163台、大型7台が駐車可能です。西口駐車場は普通車52台が駐車できます。
Q2.生田緑地にはお弁当を食べる場所はありますか?
中央広場の芝生広場ではお弁当を食べることができます。雨天時のみ利用できる昼食場所も用意しているので、公式サイトをチェックしてみてくださいね。
Q3.生田緑地にはペットを連れていけますか?
ペットを連れての散策も可能です。ですが、放し飼いにするなど他の人の迷惑にならないように注意しましょう。
まとめ
今回は、生田緑地の楽しみ方からイベント情報、施設情報をご紹介しました。自然豊かな立地でありながら、歴史や芸術にも触れることができ、イベントを通して貴重な体験もできちゃいます。お散歩にはもちろん、観光スポットとして生田緑地を訪れてみてはいかがですか?