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七夕にぴったりのお花🌻カスミソウの花言葉を紹介

七夕にぴったりのおしゃれなお花
2024年6月3日更新

7月7日といえば七夕の日。織姫と彦星が再会する特別な日でもあります。笹に願いごとを書いた短冊を飾る風習が有名ですが、最近ではカスミソウやブルースターなど、天の川を連想させるような美しい花を飾って楽しむ人が増えているんですよ。

この記事では、七夕にぴったりのお花とその花言葉をご紹介します。七夕にお気に入りの花を飾って、ロマンティックで特別な雰囲気を演出しませんか?

七夕とは?七夕の由来と風習

七夕の風習と由来

まずは「七夕」がどのような風習か、その由来について紹介します。

七夕とは季節行事「五節句」のひとつで、別名「笹竹の節句」

七夕(たなばた)は、毎年7月7日に行われる、織姫と彦星が天の川で出会うという伝説に基づく祭りです。「五節句」と呼ばれる季節行事の一つであり、「笹竹(ささたけ)の節句」という別名を持ちます。

五節句とは、1月7日の人日、3月3日の上巳、5月5日の端午、7月7日の七夕、9月9日の重陽の5つの日に行われる行事です。それぞれ奇数が重なる日に設定されており、季節の変わり目を祝い、無病息災を願う意味合いがあります。

笹竹は、古くから神聖な植物として珍重されてきました。生命力が強く、まっすぐに育つ竹は、天の神様がよりつくと考えられていたため、願いごとを書いた短冊を飾るのに最適と考えられました。

このように、七夕は単なるお祭りではなく、日本の伝統文化と季節の移ろいを象徴する、奥深い行事なのです。

七夕は中国の「乞巧奠(きっこうでん)」という行事が由来

七夕は、中国の「乞巧節(きこうせつ)」と日本の「棚機津女(たなばたつめ)」の伝説が合わさって生まれた行事とされています。そのため、笹竹に短冊を飾るという風習は、中国の乞巧節の「乞巧(きっこう)」の習慣に由来しています。

七夕は、実は日本だけの行事ではありません。中国や台湾、韓国などのアジアの国々でも祝われています。ただ、中国や台湾、韓国は旧暦の7月7日に七夕を行うため(8月半ば頃)、日本とは時期が違っているのが特徴です。

織姫と彦星が年に一度だけ天の川を超えて会える日でもある

七夕は、ロマンティックな伝説が息づく特別な日です。天の川で隔てられた「織姫」と「彦星」が、年に一度だけ橋渡しによって再会を果たすという、切ない物語が語り継がれています。

織姫と彦星は、互いに惹かれ合い、夫婦となりました。しかし、仕事せずに遊んで暮らしていたことで天帝の怒りを買い、天の川を挟んで引き離されてしまいます。悲嘆に暮れる二人でしたが、カササギの助けで年に一度だけ会うことが許されました。

七夕の短冊に願いごとを書く風習は、織姫と彦星の再会にちなんだものです。二人が年に一度だけ会うことができるのは、天の川を渡る橋渡しのおかげ。そのため、人々は短冊に願いを込めて笹竹に飾り、織姫と彦星の力によって願いが叶うことを願ったのです。

願いごとを書いた短冊や七夕飾りを笹竹に飾る風習がある

七夕の風習としては、短冊に願いごとを書いて笹竹に飾るのが有名です。短冊に書く願いごとは、織姫と彦星の力によって叶うと信じられています。

七夕飾りは、笹竹に短冊、色紙、吹き流しなどを飾り付けたものです。短冊には願いごとを、色紙には和歌や短歌などを書いて飾ります。吹き流しは、天の川に見立てて飾られます。

七夕飾りは、地域によって様々な形があります。例えば、仙台七夕では豪華な飾りが特徴です。また、中国や台湾の七夕飾りは、日本とは少し違ったものになっています。

七夕のお花は「カスミソウ」由来と花言葉を紹介

七夕のお花は「カスミソウ」

実は、7月7日のお花は「カスミソウ」。小さな花がたくさん咲くその姿は、まるで天の川のようでもありますよね。ここでは、そんなカスミソウの花言葉などを紹介します。

7月7日七夕は「かすみ草の日」

あまり知られていませんが、7月7日は「かすみそうの日」でもあります。

6月から8月にかけてが旬の花なので、七夕の時期には多くの花屋さんでカスミソウを見ることができますよ。白やブルーのかすみ草を使った、七夕ブーケもおしゃれでおすすめです。

由来はカスミソウが天の川を流れる星屑のようだから

カスミソウは、小さな白い花が密集して咲く可憐な花です。その姿は、天の川に瞬く星屑のようにも見え、七夕の夜空をロマンティックに彩ります。

カスミソウの白い小花が、七夕の夜空に輝く星屑や天の川に見立てられることなどが、7月7日がかすみ草の日となった由来ともされています。

カスミソウの花言葉は「幸福」「感謝」

カスミソウには、「清らかな心」「無邪気」「幸福」「感謝」「親切」という花言葉があります。どの花言葉も、七夕のロマンティックな雰囲気とよく似合っていますね。

また、感謝の気持ちを伝える花言葉としても知られているため、大切な人への贈り物にもおすすめです。

七夕にはカスミソウを飾るのが近年のブーム

近年、七夕にカスミソウを贈る人が増えています。これは、カスミソウの花言葉が七夕の雰囲気にぴったりであること、また、白い花以外にもブルーやピンクなど様々な色のカスミソウがあるため、アレンジしやすいということが理由です。

七夕の夜空を再現したい場合は、カスミソウをメインに使った花束やアレンジメントがおすすめ。また、短冊に願いごとを書いたものをカスミソウに添えれば、よりロマンティックな雰囲気になりますよ。

願いが叶う短冊の色と合わせて染めカスミソウを選ぶのもおすすめ

カスミソウは、白以外にも様々な色の染めカスミソウがあります。

それぞれのカラーには、それぞれ異なる花言葉が込められており、七夕の願いに合わせて選ぶことで、より効果的に願いが叶うといわれています。

カスミソウの色花言葉
白いカスミソウ「夢見心地」
ブルーのカスミソウ「無邪気」
紫のカスミソウ「清らかな心」
ピンクのカスミソウ「切なる願い」「感激」

七夕には、願いが叶う短冊の色と合わせて染めカスミソウを選ぶのもおすすめです。

染めカスミソウには、それぞれのカラーに異なる花言葉が込められており、七夕の願いに合わせて選ぶことができます。短冊と一緒に飾ったり、フラワーアレンジメントにしたり、プレゼントとして贈ったりすることができますよ。

カスミソウ以外にも!七夕にぴったりなお花とは?

七夕のお花と花言葉

七夕にぴったりな花はカスミソウだけではありません。ここでは、ブルースターや桔梗など、七夕によく似合うお花を紹介しましょう。

ブルースター|星のような花の形

ブルースターは、その名の通り、星のような形をした可憐な花です。5弁の花びらが星形に広がり、中心部分は黄色く染まっています。色は、青、白、ピンクなどがありますが、特に青色のブルースターは、七夕の夜空を思わせるような美しい色合いです。

ブルースターには、「幸福な愛」「信じあう心」「貞節」という花言葉があります。叶わぬ恋や失恋の花言葉としても知られていますが、一方で、困難に打ち勝つという意味も込められています。

ロマンティックな花言葉を持つブルースターを飾って、ロマンティックな七夕を過ごしてみてはいかがでしょうか?

桔梗(キキョウ)|七夕の時期が旬の花・星のような形

桔梗は、古くから日本人に親しまれてきた花です。その名の通り、茎がまっすぐに立ち、5弁の花びらが星形に広がります。色は、青、白、紫、ピンクなどがありますが、特に青色の桔梗は、七夕の夜空を思わせるような美しい色合いです。

桔梗には、「変わらない愛」「気品」「永遠の愛」という花言葉があります。これらの花言葉は、七夕のロマンティックな雰囲気とよく合いますね。ロマンティックな花言葉を持つ桔梗を飾って、ロマンティックな七夕を過ごすのもおすすめです。

仙翁花・ナデシコ|七夕と関係が深い花

仙翁花は、別名で「撫子(なでしこ)」とも呼ばれ、その可憐な姿から「山の乙女」という別名を持ちます。

仙翁花と七夕の関わりは深く、平安時代には「瞿麦合(なでしこあわせ)」と呼ばれる、ナデシコの花の優劣を競ったり、七夕伝説に関する歌合(うたあわせ)をしたりする行事も盛んに行われていました。

仙翁花には、「貞節」「清純」「無邪気」「永遠の愛」という花言葉があります。これらの花言葉は、七夕のロマンティックな雰囲気とよく合います。仙翁花は、星のような形をした可憐な花で、七夕の飾り付けにぴったりです。

あじさい|七夕の時期が旬の花

あじさいは、6月から8月にかけてが旬の花です。そのため、七夕の時期には、多くの花屋さんで様々な色のあじさいを見ることができます。

あじさいは、小さな花が密集して咲く姿がまるで天の川のように見えることから、七夕にぴったりのお花として知られています。また、あじさいの花言葉は「家族団らん」「感謝」「謙虚」などがあり、七夕の願いごとにも関連するような意味を持っています。

ペンタス|星のような花の形

ペンタスは、星形の花が密集して咲く可憐な花です。花色は、白、ピンク、赤、青などがあり、七夕の夜空を彩るような鮮やかな色合いのものが多くなっています。

ペンタスの花言葉は、「星への憧れ」「永遠の愛」「希望」など。比較的育てやすい花としても知られており、初心者の方でも安心して楽しむことができます。

ペンタスは鉢植えされることが多く、花束はめずらしいかもしれません。でも、カスミソウと一緒に花束にすると相性もよく、とてもかわいらしいのでおすすめです。

アベリア|7月7日の誕生花

「艶」「香り」「謙虚」などの花言葉を持つアベリアは、7月7日の誕生花。大切な人の誕生日プレゼントに、アベリアの鉢植えを選ぶのもおすすめです。

アベリアは、小さな白い花が密集して咲く可憐な花。アベリアは比較的育てやすい花なので、初心者の方でも鉢植えを育てて楽しむことができますよ。

花束やアレンジメントにすることはめったにありませんが、小さく可憐な花は、涼やかで夏によく似合います。

七夕におすすめのお洒落なお花&フラワーアレンジメント

七夕におすすめのお花・フラワーアレンジメント

ディズニー そのまま飾れるブーケ「ベスト ウィッシュ」

ディズニー そのまま飾れるブーケ「ベスト ウィッシュ」

ミッキーとミニーがプリントされたオリジナルラッピングペーパーに可愛いピンクのバラとカスミソウ、カーネーションを集めて束ねました。もらった人を幸せな気分にさせてくれる花束です。可愛いミッキーとミニーのカードピックがポイント!お手入れが簡単なスタンディングタイプのブーケなので、アレンジメントのようにそのままお飾りいただくことができます。

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そのまま飾れるブーケ 「彦星(アルタイル)」

そのまま飾れるブーケ 「彦星(アルタイル)」

彦星(アルタイル)をイメージして、ブルーに染めたカスミソウをミックスし、キラキラと輝く星型バルーンを一緒に束ねました。お手入れが簡単なスタンディングタイプのブーケは、アレンジメントのようにそのままお飾りいただくことができるので手軽で人気の商品です。

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そのまま飾れるブーケ 「織姫(ベガ)」

そのまま飾れるブーケ 「織姫(ベガ)」

織姫(ベガ)をイメージして、ピンクに染めたカスミソウをミックスし、キラキラと輝く星型バルーンを一緒に束ねました。お手入れが簡単なスタンディングタイプのブーケは、アレンジメントのようにそのままお飾りいただくことができるので手軽で人気の商品です。

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まとめ:七夕はおしゃれなお花でお部屋を飾ろう!

七夕にぴったりのおしゃれなお花のまとめ

七夕は年に一度「織姫」と「彦星」が再会するロマンティックな日。笹に短冊を飾ることはもちろんですが、カスミソウやブルースターなど、天の川を連想させる花々を飾るのもおすすめですよ。

夏の訪れを祝う行事だけでなく、七夕をお花でさらに華やかに彩ってみてはいかがでしょうか。

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