東京都内や神奈川県内には、電車やバスで気軽に行けるひまわり畑がたくさんあります。都心から1時間以内で行ける場所も多く、日帰りのお出かけにぴったり。

中でも小田急線沿線には、電車からのアクセスもよく、イベントやフォトスポットが充実した人気スポットが目白押しです！

そこで本記事では、小田急沿線のおすすめひまわり畑ランキングTOP3をはじめ、関東で楽しめる穴場や有名どころ、見頃の時期や写真の撮り方のコツ、注意点までを丁寧に解説します。夏の休日やちょっとしたお出かけの参考に、ぜひチェックしてみてください！

小田急線沿線のひまわり畑ランキングTOP3！関東最大級も紹介

小田急線沿線には、フォトジェニックな風景やスケールの大きさで注目されるひまわり畑が点在しています。駅からのアクセスが便利で、車がなくても行きやすいのがうれしいポイント。

ここでは、特に人気の高い3つのひまわりスポットをランキング形式でご紹介します。

【串橋ひまわり畑｜神奈川県伊勢原市】ひまわり×電車で撮れる小田急線沿線の有名スポット

串橋（くしはし）ひまわり畑は、小田急線・伊勢原駅からバスで5分ほどの場所にある、地元で親しまれている名所です。ここでは、見頃を迎える8月上旬〜中旬にかけて約1,000㎡のヒマワリが咲き誇ります。

特徴は、小田急線の電車とひまわりを一緒に撮影できること。電車が通過するタイミングに合わせて撮る写真は、SNS映え間違いなし！畑の周囲はのどかな田園風景が広がり、都会では味わえない癒しの時間が流れています。

名称	串橋ひまわり畑
住所	〒259-1136 神奈川県伊勢原市串橋561
アクセス	小田急小田原線「鶴巻温泉駅」からバス（伊勢原車庫行）で約5分 「東橋」バス停下車後徒歩約6分 車の場合は新東名高速「伊勢原大山IC」から約10分。※駐車場なし
営業時間	24時間開放
定休日	なし（無休）
電話番号	0463-73-7373 （伊勢原市観光協会）
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【座間ひまわり畑｜神奈川県座間市】関東最大級を誇る約55万本の圧巻ひまわり

座間市の「ひまわりまつり」は、関東エリアでも最大級の規模を誇る人気スポット。会場は「栗原会場」と「座間会場」の2か所があり、合わせておよそ55万本ものひまわりが咲き誇ります。見頃は例年8月中旬ごろで、見渡すかぎり黄色いじゅうたんが広がる様子は圧巻。会場では農産物の直売やステージイベント、写真コンテストなども開催されていて、家族連れにもおすすめです。アクセスは、小田急線「座間駅」から徒歩で向かえる範囲。事前に公式サイトで開花状況やイベント情報を確認してから行くのがベストです。

首都圏随一、約55万本ものヒマワリが咲く神奈川県内最大級のひまわり畑です。毎年8月中旬に「座間市ひまわりまつり」が開催され、模擬店の出店や展望台の設置、切り花や地場産野菜の販売などイベントも充実し大勢の来場者で賑わいます。

見頃は例年8月中旬ごろ。東京ドーム約1個分（約5.5ha）の敷地に広がる一面のヒマワリは圧巻で、都心からのアクセスも良好な人気スポットですよ。

名称	座間ひまわり畑
住所	〒252-0026 神奈川県座間市新田宿
アクセス	小田急小田原線「座間駅」から神奈中バス（座間四ツ谷行）に乗車、 「神社前」バス停下車後徒歩約10～15分。 臨時直行バスもまつり期間中に相武台前駅から運行。 ※駐車場は臨時駐車場を含め用意されますが、公共交通機関の利用を推奨
営業時間	24時間開放 （ひまわりまつり開催時の出店等は9:30～17:00）
定休日	なし （祭り期間中無休）
電話番号	046-205-6515 （座間市観光協会）
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【黒川ひまわり畑｜神奈川県川崎市】里山風景が残るエリア！例年は摘み取り体験も

黒川（くろかわ）ひまわり畑は、小田急多摩線「黒川駅」から徒歩圏内のアクセス良好なスポット。約5,000本規模のヒマワリが7月下旬に見頃を迎え、夏空の下で元気に咲き誇ります。

ひまわり畑の大きさは比較的小規模ですが、のんびりとした雰囲気の中で、静かに花を楽しみたい方にぴったりです。例年、見頃は7月下旬〜8月上旬で、地元ボランティアによる摘み取り体験が開催されることもあります。混雑を避けたい方や、お子さんとのちょっとした夏の思い出作りにもおすすめです。

名称	黒川ひまわり畑
住所	〒215-0035 神奈川県川崎市麻生区黒川206
アクセス	小田急多摩線「黒川駅」から徒歩約9～10分。 または京王相模原線「若葉台駅」から徒歩17分。 ※周辺に専用駐車場はなく、公共交通機関の利用を推奨
営業時間	ー（開花期間中は終日見学自由）
定休日	ー（開花シーズン以外は作付けなし）
電話番号	044-860-2461 （川崎市都市農業振興センター農地課）
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東京・神奈川でおすすめのひまわり畑！穴場から都心近くまで紹介

小田急線沿線以外にも、東京・神奈川にはまだまだ魅力的なひまわりスポットがあります。遠出しなくても楽しめる都心近郊のスポットや、海や山とのコラボが楽しめる場所など、特色はさまざま。

ここでは、アクセスしやすく、それでいて個性豊かなひまわり畑を一気にご紹介します。

【長井海の手公園 ソレイユの丘｜神奈川県横須賀市】空と海に囲まれたインスタ映え必至のひまわり畑

神奈川県横須賀市にある「長井海の手公園 ソレイユの丘」は、広大な自然の中で季節の花や動物ふれあい体験などを楽しめる総合公園です。

7月下旬〜8月中旬にかけて、園内各所で「サンリッチ」「パイオニア」「大雪山」など色とりどりのヒマワリ約10万本が咲き揃い、青い海と空を背景にした黄色い花畑が楽しめます。

名称	長井海の手公園 ソレイユの丘
住所	〒238-0316 神奈川県横須賀市長井4丁目地内
アクセス	京急久里浜線「三崎口駅」より京急バス「ソレイユの丘」行き終点下車（約20分）。 車の場合は三浦縦貫道「林」出口より国道134号経由で約5km。 駐車場は約1,700台分あり（1日¥1,050）
営業時間	9:00～18:00（3月～11月） 9:30～17:00（12月～2月）
定休日	年中無休
電話番号	046-857-2500
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【国営昭和記念公園｜東京都立川市】全20種類ものひまわりが楽しめる

広大な敷地（180ha）を誇る国営公園で、夏には園内の花畑に約5万本ものヒマワリが植栽されます。品種の異なるヒマワリが順次開花し、見晴台からは一面に咲くひまわり畑を見渡すことが可能。

例年7月下旬～8月中旬頃に見頃を迎え、多摩地域の夏の風物詩として親しまれています。また、昭和記念公園は春の桜やチューリップ、秋のコスモスなど四季折々の花名所としても有名です。

名称	国営昭和記念公園
住所	〒190-0014 東京都立川市緑町3173
アクセス	JR中央線「立川駅」北口より徒歩約15分、 またはJR青梅線「西立川駅」から徒歩約2分、 多摩モノレール「立川北駅」からも徒歩約16分
営業時間	9:30～17:00（3月～10月、※4～9月の土日祝は18:00まで） 9:30～16:30（11月～2月）
定休日	年末年始（12/31・1/1） 1月第4月曜日とその翌日
電話番号	042-528-1751
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【くりはま花の国｜神奈川県横須賀市】山頂に近い「天空の花畑」でリフレッシュ

「くりはま花の国」は、神奈川県横須賀市にある花の名所。高台にある「天空の花畑」では、夏になると見渡すかぎりのひまわりが咲き、絶景が広がります。

見頃は8月上旬～中旬ごろ。山の上まで登る必要がありますが、その分、日常を離れた特別感のある風景が待っています。園内には足湯や遊具広場、レストランもあり、1日中楽しめるスポットです。

名称	くりはま花の国
住所	〒239-0832 神奈川県横須賀市神明町1
アクセス	JR横須賀線「久里浜駅」または京急久里浜線「京急久里浜駅」より徒歩約15分。 車の場合は横浜横須賀道路「佐原IC」から約4km（約10分。 久里浜港（東京湾フェリー）から徒歩約10分。
営業時間	24時間開放 （園内施設を除き終日散策自由）
定休日	なし （年中無休）
電話番号	046-833-8282
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【追分市民の森｜神奈川県横浜市】自然豊かな風景に現れるひまわり畑

横浜市旭区にある「追分市民の森」は、自然林や湿地などが残る緑豊かなエリア。夏には小さなひまわり畑が登場し、森の中で季節の変化を楽しめます。静かな雰囲気の中でひまわりを眺められる、知る人ぞ知る穴場スポット。

散策やウォーキングを楽しみながら、ゆったりとした時間が過ごせます。駅からのアクセスはやや不便ですが、その分人も少なく、のんびり派にはおすすめのひとつです。

名称	追分市民の森
住所	〒241-0811 神奈川県横浜市旭区矢指町1324
アクセス	相鉄本線「三ツ境駅」から徒歩約20分、 または相鉄バス（若葉台中央行）「西部病院前」下車 徒歩約1分。
営業時間	ー（入園自由）
定休日	ー（年中無休）
電話番号	ー
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【清瀬ひまわりフェスティバル｜東京都清瀬市】都心近郊で壮観なひまわり畑を見たいならここ

都心から電車で1時間以内、東京都清瀬市で毎年開催される「清瀬ひまわりフェスティバル」は、都内最大級のひまわりイベントです。会場にはおよそ10万本のひまわりが咲き誇り、青空とのコントラストは圧巻。

フォトスポットや直売ブースも充実しており、家族連れやカップルで賑わいます。駅からはバスまたは徒歩15〜20分ほどでアクセス可能。気軽に行けて見応えもたっぷりな、夏の定番スポットです。

名称	清瀬ひまわりフェスティバル
住所	〒204-0011 東京都清瀬市下清戸3丁目地区の農地
アクセス	西武池袋線「清瀬駅」北口から西武バス（志木駅南口行）乗車、 「グリーンタウン清戸」バス停下車 徒歩約5分。 または清瀬駅より期間中は無料の直行シャトルバス運行あり。
営業時間	9:00～16:00 （ひまわりフェスティバル開催期間中）
定休日	期間中無休 （イベント開催期間以外は閉園）
電話番号	042-492-5111 （清瀬市役所 産業振興課）
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【神奈川県立 秦野戸川公園｜神奈川県秦野市】丹沢表尾根の山並みとひまわりのコラボが見れる

自然豊かな「神奈川県立 秦野戸川公園」では、丹沢の山々を背景に、広がるひまわり畑が楽しめます。吊り橋「風の吊り橋」とひまわりを一緒に撮れるスポットもあり、自然と花の美しさを同時に味わえるのが魅力。

見頃は8月上旬が中心。夏のひまわりとともにバーベキューや川遊びも楽しめるので、ファミリーでのお出かけにも最適です。

名称	神奈川県立 秦野戸川公園
住所	〒259-1304 神奈川県秦野市堀山下1513
アクセス	小田急小田原線「渋沢駅」北口より神奈中バスで約15分、 「大倉」バス停下車 徒歩約2分。 秦野駅・渋沢駅から土休日限定の直行バスも運行あり。
営業時間	公園は終日開放（常時入園自由） パークセンター・ビジターセンターは9:00～16:30
定休日	なし（年末年始も公園は無休） センター施設は12/29～1/3休館
電話番号	0463-87-9020 （秦野戸川公園 管理事務所）
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日本一のひまわり畑として有名なのは北海道の【北竜町ひまわりの里】夏の旅行にぴったり

「北竜町ひまわりの里」は、日本一のひまわり畑として知られる全国屈指の名所。その規模はなんと23ヘクタール、ひまわりの数は約200万本にもおよびます。迷路のように広がる花畑を歩けば、まるで黄色の海に包まれているかのよう。

見頃は7月中旬〜8月下旬で、ひまわりまつりや地元グルメの出店もあり、夏の北海道旅行の目的地にもぴったりです。広大な景色と澄んだ空気を味わいたい方におすすめのひまわりスポットです。

名称	北竜町ひまわりの里
住所	〒078-2511 北海道雨竜郡北竜町板谷143-2
アクセス	JR函館本線「深川駅」から徒歩10分の深川ターミナルより道北バス「ひまわりの里」行きで約30分（会場前下車）。 車の場合は道央自動車道「滝川IC」から約30km（約40分）。
営業時間	9:00～18:00 （ひまわり観光センター・迷路の営業時間） ※畑の散策自体は24時間可
定休日	期間中無休 （公園自体は無休）
電話番号	0164-34-2111 （北竜町ひまわり観光協会／北竜町役場内）
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ひまわり畑に行くなら見頃の【7月下旬～8月】がベスト

ひまわりの見頃は地域によって若干異なりますが、関東地方ではおおむね7月下旬〜8月中旬が最盛期です。開花は天候にも左右されるため、事前に公式サイトやSNSで開花状況をチェックしてから訪れると安心です。

特に人気のスポットは見頃の週末に混雑しやすいので、平日や朝早い時間の訪問を検討するとゆっくり楽しめます。

なお、北海道のように気候が涼しい地域では、8月中旬以降がピークになることもあります。

ひまわり畑に行くときに気をつけることは？

夏のひまわり畑はとても魅力的ですが、暑さや自然環境に配慮しながら楽しむことが大切です。以下のポイントに気をつけて、快適なお出かけにしましょう。

開花状況を公式サイトやSNSでチェックしてから行く

天候によって開花が早まったり遅れたりすることがあるため、最新情報の確認は必須です。SNSではリアルタイムの写真も見られるので、現地の様子を把握しやすくなります。

熱中症にならないよう対策する

日差しが強く、気温が高いひまわり畑では、帽子・水分補給・日傘などでしっかりと熱中症対策をしましょう。冷感タオルや携帯用扇風機があるとさらに快適です。

ひまわり畑では虫に注意！黒い服を避けて帽子や上着で対策する

夏場の野外には蚊やハチなどの虫も多くいます。黒っぽい服は虫を引き寄せやすいため、なるべく白や明るい色の服装を選びましょう。虫除けスプレーも忘れずに。

日差しが強いため日焼け対策も忘れずに

長時間の屋外では日焼けもしやすくなります。日焼け止めをしっかり塗るのはもちろん、UVカットの帽子や長袖の羽織ものがあると安心です。

ひまわり畑の地面は土のため汚したくない靴は避ける

雨の後や水やりのあとはぬかるんでいることもあるため、スニーカーや汚れてもいい靴を履いて行きましょう。ヒールや白い靴は避けるのがベターです。

ひまわり畑に行くなら写真をきれいに撮りやすい午前中がおすすめ

ひまわりの花は朝に咲いて、午後にはしぼむ性質があるため、撮影するなら午前中がベストタイミング。さらに、朝のやわらかな光は写真に自然な明るさを与え、ひまわりの色がより鮮やかに写ります。混雑前の時間帯なら、人が少ない写真も撮りやすいので、撮影メインで訪れるならぜひ早起きを。朝の涼しさも相まって、心地よく観賞できますよ。

ひまわりを上手に撮るコツ

ひまわりの美しさを写真におさめたいなら、時間以外にもポイントがあります。いくつかのコツをおさえて、夏らしい1枚を撮ってみましょう。

ひまわり×青空で夏っぽさを存分に引き出す

晴れた日の青空とひまわりの黄色のコントラストは、まさに夏の王道。空を広く入れて撮ると開放感のある写真になります。

ひまわりが密集しているところを探して撮る

群生しているエリアは、写真に奥行きや迫力を出すのにぴったり。縦構図で花の高さを意識するのもおすすめです。

光の向きやアングルなどを変えてみると雰囲気が違う1枚に

逆光で透ける花びらを撮ったり、地面すれすれから見上げるアングルにしたり、工夫次第でまったく違った印象になります。

あえて早朝や夕方など時間をずらして撮影するのもアリ

朝焼けや夕焼けの中で撮ると、ひまわりのいつもと違う表情が引き出せます。人の少ない時間帯でもあるので、落ち着いて撮影できます。

人物を入れるなら白っぽい服装がひまわりと好相性！

ひまわりと相性がいいのは、白や淡いブルー、リネン素材など涼しげな服装。自然の中で映える、さわやかな写真が撮れます。

ひまわり畑に関するよくある質問

最後に、ひまわり畑に関するよくある質問をまとめました。

ひまわり畑で夏を思いっきり満喫しよう

東京や神奈川には、日帰りで楽しめるひまわりスポットが本当にたくさんあります。なかでも小田急線沿線には、アクセス良好でフォトジェニックな名所が点在。

夏を感じたいとき、自然の中で癒されたいとき、ぜひひまわり畑に足を運んでみてください。思いきり夏を楽しめる、素敵な時間が待っていますよ！